皆さんは友人や知人からネットワークビジネスに誘われたことがありますか?
ねずみ講やマルチ商法なんかも同様ですが
知り合いや友達なんかに誘われてしまうと
ちょっと断りづらくありませんか?
実際、私も結構よく遊んでいた友人や高校の時の友人、職場の先輩なんかから、何度かネットワークビジネスやマルチ商法に誘われたことがあります。
いかにも詐欺だよなーと思うものから
上手くいけばある程度稼げそうだなと思うものまで様々でしたが、どれも私は合わないと思ったのですべて断りました。
私はうまーく断ることができましたが、断りにくく渋々やってしまっている方も多くいるでしょう。
そこで今回は私の体験談を例に挙げて、関係を崩さず勧誘を断る方法をお伝えしようかと思います。
拒否したり、強く断るのも一つの手法ではあるのですが、今回は上手ーく断る。を意識していきましょう。
ではいきます。
私の体験談
まず私が勧誘されたネットワークビジネスや体験談について。
オンラインカジノや化粧品販売などなど、いろいろ紹介されてきましたが、ここでは1つだけ紹介します。
簡単に言うと仮想通貨です。
仮想通貨の話は結果的に詐欺だったのですが
簡単に言うと「この仮想通貨絶対上がるから、今の内に買っときなよ。銀行のキャッシュカードも作られるから、日本円で引き落とせるよ。」といったもの
知っている方もいるかと思いますがTCC(トレードコインクラブ)の案件になります。
ネット上では詐欺コインとまで言われているTCCですが、今現在はどうやら止まっているみたい。集団訴訟まで起こされましたからね(笑)
結構しつこい勧誘で、「とりあえず一回話を聞いてほしい!話を聞いたら分かるから!」と勧誘してきました。
とにかく話を聞いてくれということだったので「じゃあ聞くから話して」というと「講師の先生のセミナーを聞いてくれれば分かるから、日程を合わせて一緒に行こう」とのこと。
あーはいはい。このパターンね。出た出た。という心境でした(笑)
その心境が顔に出たのか「怪しくないよ!セミナーの上の人達もめっちゃ稼いでて、2年後には億越えの人もいるからね!」と慌てた様子で言っていました。
この友達も騙され、信じてしまっているのだと思います。
セミナーに参加してもらえばわかるよ!という時点で誘う本人は儲かる仕組みを理解していないし、どこからの情報なのか?というところも曖昧なままお金を入れてしまっているパターンが多いように感じます。
その場では軽くいなして、「また話聞かせて」と一旦かわしましたが、どうもその友人のことが心配になったので先輩に相談。
私は元々仮想通貨をかじったことがあって、その繋がりで仮想通貨に詳しい先輩がいたので、相談すると「詐欺だから絶対にやめておけ」とのことでした。
よく聞くと、その友人はすでに20万円ほどお金を入れている様子。
しかも、換金方法が「すでにTコインを持っている講師に、日本円を渡しその額分のTコインをもらう」といったもの。その時のTコインの価格はおおよそ800円くらいと言われたそうです。
そのことを合わせて先輩に伝えると「それはあり得ない」といった返答。
通常、仮想通貨を直接保有者から日本円払いでもらうということは無く、さらにコインの価格相場もちゃんと画面で見せるそうで、典型的な詐欺のやり口だといわれました。
結局私はTCCを始めることなく済んだのですが、後程のその友人から話を聞くと「詐欺だった。お金が返ってこず、LINEグループもあったが強制的にグループを閉じられ返答なし。」という始末。
また合わせて「あの時はどうかしてた。変なのに誘ってごめん。」と言われました。
現在でも遊んだり飲みに行ったりしている仲で、今ではTCCの件も笑い話になっています。
関係を崩さず断る方法
私が実際に実践した方法でもありますが、いくつか紹介します。
ちなみにTCCの話では私も説明会に出向き、聞きましたが「説明会を聞いたからにはやるでしょ?」みたいな雰囲気で講師たちが囲んでくるので、いったん持ち帰りましたが
似たようなものやっててやめた設定
TCCだけでなく、いろいろなものに使える返答ですが、似たようなものやっててやめたんだよねー。うまくいかなかったし、もうやらないって決めていた。という設定にします。
こう言うと大体
- それって具体的にどんな案件?
- これは違うやつだから大丈夫だよ!
という事を聞いてきますが、内容を詳しく言う必要はなく「前やった案件に似ているし、合わなそうだからやめとくよ。」という返答をしましょう。
以前にも同じ話来た設定
上記にちょっと似ていますが「前にも来たよそんな話。結局やらなかったけど。」という返答をしてみましょう。
この時点で相手は「こいつ勧誘難しいかも」と思いますし、攻めにくくなります。
詳しく内容知らないでしょ?損しているよ?という事を言ってきますが、あくまで一度内容を聞いた設定で「あまり覚えていないけど、一度断ったしもう正直やる気はないかな。」というスタンスで返答しましょう。
この場合、本当に一度誘われていればなお効果的です。
詳しい先輩にやめとけって言われた
これ結構使えます。
私もTCCの勧誘で実際に使いましたが、「仮想通貨とか株とかに詳しい先輩に聞いたら、やめとけって言われた。ありがたいけどやめとくよ。」という返答をすることで、相手からすると「自分より詳しい人がバックについている、、、」となるため、これまた強引な勧誘がしづらくなります。
基本的にこれを言えば、その後のしつこい勧誘はありませんでしたが、たまに「俺の先輩もやってるし、その先輩も一緒にセミナー来てみてよ!」という事を言ってくる場合もありました。
そういった場合は、「その先輩も乗り気じゃないし、いろいろ教えてもらってる先輩を裏切るわけにも行かないから、やめとくよ。」という返答で大人しくなりました。
あくまで「先輩からやめとけと言われた」というところを意識しましょう。
あんまり興味がない
シンプルな方法ですが、「その案件にあまり興味がない。」というやつ。
これで引き下がってくれる人もいますが、結構その後も勧誘してくる奴が多い印象。
そういう場合は、のらりくらりとかわしながら相手に「こいつどうしてもやる気ないなぁ、、、」と思わせましょう。
- 今お金ないし、、、
- その案件にはあんまり興味ないし、、、
- 気持ちはうれしいけど、、、 etc
私の場合は、その友達とは「これからビジネス頑張っていこうぜ!」とか「一緒に何かやっていこうぜ!」という志を共にしたわけではなく、高校の頃の同級生という間柄でしたが、急にLINEが来て勧誘してきました。
基本的に「最近関わってなかった友人からのいきなりの案件」はあまり良いものがない印象です。中には詐欺まがいのものも、、、
こういう場合は基本的に疑ってかかりましょう。
同居人or家族の了承が得られない
彼女と同棲している方や、結婚して家庭を持っている方限定になりますが、この方法が有効です。
自身の意思ではなく、あくまで「嫁や同居人がうるさくてね、、、」というスタンスを伝えましょう。
この場合下記のような返答がほとんど。
- こそっとやれば大丈夫だよ!
- 奥さんor彼女にも話を聞いてもらおう!
こういう場合は、自分一人では決められないし同居人もいるから、危ない橋は渡れない。ときっぱり断りましょう。
こういう案件の場合は「あくまで自己責任だから、、、」と逃げ道を作って勧誘してくるパターンがほとんどなので、これ結構有効です。
まとめ
今回お伝えした「やんわりとした断り方」を実践してみて、大体の人は引いてくれるのですが、場合によってはしつこいくらい勧誘してくる人がいます。
どうしても勧誘がやまない場合は「こいつは自分との関係性よりも、自身の利益優先」と割り切り、友人関係を断ってでもはっきりと言う必要があります。
そうしないと分からないやつもいますので、最終手段としてガツンと言う。という事を考えておきましょう。
ですが、基本的には勧誘してくる相手も穏便に済ませたいはずですから、いきなり喧嘩腰で行く必要はありません。
その為、まずは今回お伝えした断り方を試してみてください。
ではでは✋
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